さつま芋の世界
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さつま芋の起源は約一万年前、アメリカ大陸の熱帯地域においてインディアン人によって栽培が成功した。大航海時代にさつま芋もその航海の旅を始めた。まずはヨーロッパへ。ブルガリア、スペイン、イギリスに伝えられ、その後は更に世界各地に広められて世界的な植物となった。

西暦14世紀

1493年コロンブスがアメリカ大陸に上陸し、ハイチで発見したさつま芋を持ち帰ってスペイン女王に献上した。


西暦15世紀

別の路線では、ブルガリア人がブラジルの鉱山を開発するのに、多くの人手が必要となり、奴隷貿易を始めた。よってブラジルから大西洋沿岸に沿ってアフリカにまで伝えられた。喜望峰からインド、東南アジア、インドネシアへ。


西暦16世紀

1615年、アメリカは貿易取引の際に、さつま芋をムンバイ地域に運んだ。1648年イギリスはさつま芋をアメリカに輸出し、1700年以降になると、アメリカで次第に栽培されるようになった。1684年日本の徳川幕府の将軍が中国からさつま芋を輸入し、国民を飢餓から救い、同時に日本の戦争時期を共に過ごした。栽培する環境が適したため、さつま芋は日本でも根付いた。


さつま芋が台湾へ

オランダ人が台湾を統治した際、福建省からの移民が、さつま芋を台湾に持ってきて栽培を行った。
それよりも早く1623年、オランダ人の調査記録によると、野生のさつま芋が台湾の各地で生えていた。
1662年鄭成功が台湾を統治してから、土地を開墾してさつま芋を栽培し、暫くは米の代用品として食されていた。
 
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