さつま芋は精巧な澱粉の食物ではなく、食物繊維とビタミンA、カリウムが豊富なものである。一般的に食べられている澱粉類(ご飯、麺、パン、食パンなど)と比べると、さつま芋は大変栄養価が高く、健康的な澱粉類の食物と言えよう。

さつま芋の繊維質は高い！
繊維質は澱粉類食物の中で、最も美味しいものである。約200gのさつま芋では、4.8gの繊維質を摂ることができ、毎日の推奨繊維質摂取量の約1/6に達する。

さつま芋はビタミンAの宝庫！
100gごとに1520REのビタミンAを含み、同量のトマトの18倍。ビタミンAを摂るのに最適な食物である。

さつま芋の豊富なカリウム！
100gごとに290mgのカリウムを含む。さつま芋は通常一本約200～300gあり、一本食べると600～700mgのカリウムを摂ることができるため、カリウムを摂取するのに最適な食物である。カリウムを摂取したい方は、さつま芋を多く摂れば良いが、カリウムの摂取量を制限すべき方は逆に、さつま芋の摂取量に気をつけなければならない。

血管の弾力性とpHバランスを保つ
さつま芋はアルカリ性の食物であり、高い繊維質を含み、消化を促進するほか、体内に蓄積された多くの酸性を中和することもできる。さつま芋に含まれるコラーゲンとムコ多糖類物質は、動脈硬化の予防及び、血管の弾力性を保つのに大変役立つ。更に肝臓、腎臓の締結組織の萎縮を防止し、及び締結組織疾病の発生を予防する。

ベストな保健効果
さつま芋を調理すると、内部にある澱粉質が変化を起こし、生で食べるより40％前後の食物繊維が増える。便秘及び大腸ガンの予防に役立つ。その他脾臓にもよく、解毒とほてりを和らげ、人体の免疫力を高める。

資料源：商業週刊　良医健康網/華人健康網